月別アーカイブ: 2025年7月

つばさ建設のよもやま話~第8回~

皆さんこんにちは!

つばさ建設株式会社、更新担当の中西です。

 


今回のよもやま話では、実際の現場での成功事例を通じて、どのような工夫が成果につながったのかをご紹介します。

解体工事は、建物を撤去するだけではなく、地域の安心・安全を守りながら、次のステージへとつなげる大切な仕事です。
さまざまな課題に対して、現場のチームがどのように工夫と連携を行い、工事を成功に導いたのか。そこに隠された「秘訣」に迫ります!


1. 成功事例その1:老朽化したビルの解体工事

 

現場:市街地中心部の商業ビル(築50年以上)

▶ 課題

  • 隣接するビルとの距離が非常に近く、振動や騒音の影響が懸念される現場。

  • 高さがあるため、解体中の落下物のリスクや、歩行者への安全確保も大きな課題でした。

▶ 対応策

  • 低騒音型・低振動型の特殊重機を選定し、作業時の振動を最小限に抑制。

  • 解体箇所を囲うように防音・防塵シートを多層で設置し、環境対策を徹底。

  • 近隣建物のオーナーや住民に対して、着工前の丁寧な説明会を実施。不安の声に耳を傾け、進捗報告や相談対応をこまめに行いました。

▶ 結果

  • 工期内にトラブルなく解体完了

  • 近隣からの苦情は一切なく、周辺との信頼関係も構築できました。

  • この現場の成功がきっかけで、次の再開発プロジェクトもスムーズに進行できたとの評価をいただきました。

担当者の声:
「解体という仕事は“壊す”だけでなく、“気を配る”ことの積み重ね。丁寧な対応が、工事のスムーズさと地域の信頼につながると実感しました。」


2. 成功事例その2:緊急性の高い解体工事

 

現場:地震で部分的に倒壊した住宅街の一画

▶ 課題

  • 地震の影響で建物が傾き、周囲に倒壊の危険性がある緊急事態。

  • 周囲には避難生活を送っている住民もおり、速やかな対応と安全確保が急務でした。

▶ 対応策

  • 地元自治体と連携し、緊急対応専門チームを即日編成

  • 重機での解体作業と並行し、人力での細かな取り壊しも並行して実施

  • 解体後の瓦礫は迅速に分別・撤去し、仮設住宅や次の建築作業の支障にならないよう配慮しました。

▶ 結果

  • 予定よりも3日早く解体と撤去を完了

  • 作業中も周辺住民との連携を密に取り、現場には感謝の言葉が多数寄せられました。

  • 緊急対応における現場判断と迅速な行動の重要性が再認識された現場でした。

作業員の声:
「現場に入ったとき、近所のおばあちゃんから“頼りにしてるよ”って言われたのが忘れられません。命と暮らしを守るための解体工事なんだと、身が引き締まりました。」


3. 成功事例から見えた共通の「秘訣」

 

これらの現場で成功を収めた背景には、共通するいくつかのポイントがありました。

✔ 綿密な計画と事前準備

現場の条件や周辺環境を十分に把握し、柔軟な工法の選定や安全対策を事前に構築

✔ 近隣や関係者との信頼構築

「壊す前に話す」が基本。事前の説明と、工事中のこまめなコミュニケーションが、トラブルを未然に防ぐ鍵となります。

✔ チーム力と判断力

予期せぬ事態に即応できるよう、現場スタッフの技術力と連携体制が整っていることが成功の土台に。

✔ “人のため”という意識

どんな現場でも、「ただの作業」ではなく、人々の暮らしや未来のための仕事だという意識が、すべての行動に表れていました。


まとめ:成功の裏には「見えない努力」がある

 

解体工事の成功は、一つひとつの工程を丁寧に積み重ねること、そして**「地域への思いやり」と「現場対応力」**があってこそ実現します。

  • 周囲との信頼関係を築く力

  • 状況に応じて柔軟に対応する力

  • チーム一丸で乗り越える力

こうした力の集積が、解体現場の成功へとつながっているのです。

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つばさ建設のよもやま話~第7回~

皆さんこんにちは!

つばさ建設株式会社、更新担当の中西です。


今回は、解体工事に携わるプロフェッショナルたちが感じているやりがいや魅力について、現場のリアルな視点からご紹介します。

「解体」と聞くと、古い建物をただ壊す作業をイメージされる方も多いかもしれません。しかし、実際の解体工事は、地域の未来を創造するための出発点であり、都市再生の基盤を築く非常に重要な仕事です。

安全第一で行われるこの仕事には、深い社会的意義と、技術者としての誇りが詰まっています。ぜひ最後までご覧ください!


1. 地域の発展に貢献する充実感

 

▶ 都市開発・再生のスタート地点

解体工事は、新たな建物が建つための「第一歩」です。
例えば、老朽化した商業施設やアパートを取り壊すことで、新たなショッピングモールやマンション、公共施設などが生まれる可能性が開かれます。

事例:再開発プロジェクトでの貢献
大型駅前再開発に携わった解体チームでは、古いビル群の解体を通じて、安全で快適な街づくりの基盤を築きました。「この工事がなかったら今の景色は生まれていなかった」と語る作業員も。

▶ 安全な暮らしを支える役割

耐震性に不安のある古い建物や、劣化が進んだ構造物を安全に撤去することで、災害リスクの軽減にも貢献できます。
特に地震が多い日本では、解体工事は防災の一環としての意味も持っています。

▶ 「見えない貢献」への誇り

建物そのものは残りませんが、整地されたその場所に新しい命が吹き込まれる。
完成した建物を見るたびに、「自分たちの仕事がこの未来を支えている」と実感できるのも、解体工事の醍醐味です。


2. 技術と判断力を磨く現場

 

▶ 解体工法の選択と応用力

解体作業は、建物の構造や周辺環境に応じて工法を使い分ける知識と判断力が求められます。

  • 手作業解体:住宅地など騒音を抑えたい現場で活躍

  • 重機解体:大型建築物を効率よく、安全に壊すための主力工法

  • 爆破解体:特殊な条件下でのみ行われる、高度な専門技術

それぞれにリスクや注意点があるため、現場のプロたちは常に最適な方法を選び抜いています

▶ 柔軟な対応力が身につく

現場では常にイレギュラーが発生します。
思いがけない構造の変更、古い設計図とのズレ、地下埋設物の発見、突然の雨天…。
こうした状況に冷静かつ柔軟に対応する力が鍛えられるのも、この仕事ならではです。

▶ 資格取得によるキャリアアップ

  • 解体工事施工技士

  • 建設機械施工技士

  • 足場作業主任者など

国家資格や技能講習を通じてスキルアップを図ることができ、努力と実績がキャリアに直結する仕事でもあります。


3. チームで挑む、現場の一体感

 

▶ コミュニケーションが命

重機作業や建物解体では、声かけ・アイコンタクト・合図が安全に直結します。
ひとつのミスが事故に繋がることもあるため、現場では互いの信頼と確認が欠かせません

▶ 現場で生まれる深い絆

長期間にわたる工事を共にすることで、自然と仲間との信頼関係が築かれます。
大変な現場を乗り越えたあとには、一体感と達成感を分かち合える瞬間があります。

▶ 「仲間と守る」安全文化

危険を伴う仕事だからこそ、仲間との連携が命を守る。
「1人のミスは全員の責任」「声をかけ合って安全確認を徹底する」
そんな文化が根付いた現場では、仲間同士が家族のような存在になります。


4. まとめ:解体工事は未来を切り拓く仕事

 

解体工事は決して「壊すだけ」ではありません。
それは、**未来を創る“始まりの仕事”**です。

まちづくりに貢献する社会的な意義
日々の作業を通して磨かれる判断力・技術力
仲間と築く信頼と安全意識

それらすべてが組み合わさることで、解体工事は、やりがいにあふれ、誇りを持てる仕事になっています。


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